お元気ですか?
最近キッチンのちいさな引き出しに
駄菓子を備蓄しています。
「のしいか」や「きなこ棒」それから「酢昆布」etc…
昭和の端くれ生まれの私ですが、
昭和のあたたかさというか
レトロでなんともいえない空気感の中の一部に
「駄菓子」があります。
子供の頃はお小遣いを握りしめて
悩んで悩んで100円以内くらいで
近くのちいさな商店で駄菓子を購入したのを
覚えています。
(怒ると怖ーい祖母がお小遣いをくれた日は
確か300円以内くらい。)
懐かしいな、あたたかいな。
ぼんやり雨に濡れている窓を眺めながら
記憶がふわり、ふわりと蘇ります。
あの頃の記憶は途切れ途切れですが。
そんなあたたかくて、ちょっぴり照れ臭くて
愛しい記憶が蘇ったきっかけは
作家 石田千さんのエッセイ「お勝手に、」でした。
私は表紙を担当しています。
今は連載6回目、タイトルは「駄菓子やさん」です。
是非ご覧ください♪
「お勝手に、」6回目「駄菓子やさん」
https://kataokayoshio.com/contents/7BNBP
石田千さんについて♪
https://ja.wikipedia.org/wiki/石田千
ここ最近の生活の変化に順応するのに精一杯でした
でも、そういう時期だからこそ
忘れていたあたたかい記憶を
心の引き出しに備蓄していきたいとも思う
今日この頃です。
そして子供の頃の奮闘、
今の現実を見据えながら
頬を掠める風のように
日常が過ぎ去っていく日々、
この瞬間を思い出し懐かしくなる日が
来てくれることを願いつつ。